会社概要
コルベンシュミット・ピストンズは、高効率なピストン・システムを開発・製造し、お客様に提供しています。当社のアルミニウム製ピストン、スチール製ピストンは、小型車から大型トラックまで、ガソリン、ディーゼルを問わず、乗用車にも商用車にも使われているほか、ハイブリッド技術や代替燃料向けのエンジンにも使用されています。また、自動車産業以外の分野にも対応しており、産業用エンジン、農業機械、コンプレッサーやレジャービークルなどの用途にも長年にわたる実績があります。
当社は常に、効率性、CO2削減、排気対策の実現を念頭に置いています。この観点から、摩擦を低減し、熱負荷や機械的負荷に対する負荷容量を増加させた製品の開発に取り組み、成功を収めています。コルベンシュミット・ピストンズは、軽量で堅牢、騒音や振動を最大限抑えたピストンの設計を強みとしており、お客様のエンジンがどのような性能を求められようと、ご要望に応じたピストン・システムを開発・製造し続ける技術を持っています。
歴史・沿革
1910年、カール・シュミットはドイツのハイルブロンに自身の名を冠した 「Deutsche Ölfeuerungswerke Karl Schmidt 」社を設立し、コルベンシュミットの将来にわたる事業活動の基盤を築きました。その後1917年に、父であるクリスチャン・シュミットが、後にアウディに買収されるNSUという自動車ブランドを設立していたネッカーズルムに拠点を移し、地理的にも自動車産業に近づきました。そうして1920年から、100年以上もの長きにわたり、ピストンの製造を続けています。